美しき仕事 4Kレストア版

Beau travail

3/24(日) 開演:13:15~
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仏・マルセイユの自宅で回想録を執筆しているガルー。かつて外国人部隊所属の上級曹長だった彼は、アフリカのジブチに駐留していた。暑く乾いた土地で過ごすなか、いつしかガルーは上官であるフォレスティエに憧れともつかぬ思いを抱いていく。そこへ新兵のサンタンが部隊へやってくる。サンタンはその社交的な性格でたちまち人気者となり、ガルーは彼に対して嫉妬と羨望の入り混じった感情を募らせ、やがて彼を破滅させたいと願うように。ある時、部隊内のトラブルの原因を作ったサンタンに、遠方から一人で歩いて帰隊するように命じたガルーだったが、サンタンが途中で行方不明となる。ガルーはその責任を負わされ、本国へ送還されたうえで軍法会議にかけられてしまう…。

スタッフ&キャスト

監督:クレール・ドゥニ ★

(c) LA SEPT ARTE – TANAIS COM

1948年4月21日、パリ生まれ。
植民地行政官の娘としてカメルーンやソマリア、ジブチなどアフリカ諸国で少女時代を過ごす。
フランスに帰国後、教師の影響から映画に目覚め、とりわけ日本映画に傾倒した。
仏の映画学校IDHECで学んだ後、ロベール・アンリコ、ジャック・リヴェット、ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュらの助監督を務める。
ヴェンダースらの勧めによって映画監督の道に進むことを決意、短編映画からキャリアをスタートさせ、1988年にヴェンダースのプロデュースで自身のカメルーンで過ごした少女時代を題材にした『ショコラ』で監督デビュー、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選ばれるなど大きな注目を集めた。
その後、『ネネットとボニ』(96)でロカルノ国際映画祭金豹賞、『Stars at Noon(原題)』(22)でカンヌ国際映画祭グランプリ、『愛と激しさをもって』(22)でベルリン国際映画祭最優秀監督賞(銀熊賞)を受賞するなど世界的に知られる映画監督となる。
『美しき仕事』(99)は、ロッテルダム国際映画祭KNF賞など多数の賞を受賞し、『ムーンライト』(16)で知られるバリー・ジェンキンス監督も影響を受けた作品として挙げるなど、海外の映画ファンの間でカルト的人気を誇る作品である。
その他の代表作に『パリ、18区、夜。』(94)、近年の作品に『ハイ・ライフ』(18)などがある。

脚本:クレール・ドゥニ、ジャン=ポール・ファラゴー
製作:パトリック・グランペレ
撮影:アニエス・ゴダール
振付:ベルナルド・モンテ

キャスト:ドニ・ラヴァン、ミシェル・シュボール、グレゴワール・コラン、リシャール・クルセ

★は来日ゲスト(予定)


映画情報

邦題:美しき仕事 4Kレストア版
原題:Beau travail

製作年:1998
製作国:フランス
言語:フランス語 他
画角:ヨーロピアンビスタ
時間:93分
ジャンル:ドラマ
PG-12
配給:ツイン/グッチーズ・フリースクール

公開日未定

上映情報
3/24(日) 開演:13:15~