めくらやなぎと眠る女

Saules aveugles, femme endormie

3/23(土) 開演:16:00~
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  • © 2022 Cinéma Defacto – Miyu Prodcutions – Doghouse Films – 9402-9238 Québec inc. (micro_scope – Prodcutions l’unité centrale) – An Origianl Pictures – Studio Ma – Arte France Cinéma – Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
2011年の東京。東日本大震災から5日後、刻々と被害を伝えるテレビのニュースを見続けたキョウコは、置き手紙をのこして小村の元から姿を消した。妻の突然の失踪に呆然とする小村は、図らずも中身の知れない小箱を女性に届けるために北海道へと向かうことになる。
同じ頃のある晩、小村の同僚の片桐が家に帰ると、そこには2メートルもの巨大な「かえるくん」が彼を待ち受けていた。かえるくんは迫りくる次の地震から東京を救うため、こともあろうに控えめで臆病な片桐に助けを求めるのだった――。
めくらやなぎ、巨大なミミズ、謎の小箱、どこまでも続く暗い廊下――大地震の余波は遠い記憶や夢へと姿を変えて、小村とキョウコ、そして片桐の心に忍び込む。人生に行き詰まった彼らは本当の自分を取り戻すことができるのだろうか…。

スタッフ&キャスト

監督・脚本:ピエール・フォルデス ★

©Marie Rouge / Unifrance

映画監督、作曲家、画家として活躍するアーティスト。コンピュータアニメーションのパイオニア的作品『飢餓(Hunger)』でアカデミー賞短編アニメーション部門ノミネートでセザール賞を受賞したハンガリー人の父ピーター・フォルデスと、イギリス人の母の間にアメリカで生まれる。パリで育ちピアノと作曲を学び、ニューヨークで映画や広告音楽の作曲家としてそのキャリアをスタートさせた後、ヨーロッパへ渡る。ドローイングやアニメーションに魅了され、数本の短編映画を自らの脚本で監督。自身のアイデアにあわせて制作過程を変化させることで、その独特なスタイルと技術を発展させてきた。

美術:ジュリアン・ドゥ・マン
編集:カラ・ブレイク
音響:マシュー・フォルデス
ミキシング:ミシェル・シリング

★は来日ゲスト(予定)


映画情報

邦題:めくらやなぎと眠る女
原題:Saules aveugles, femme endormie

製作年:2022
製作国:フランス、ルクセンブルク、カナダ、オランダ
言語:フランス語
画角:ビスタ
時間:109分
ジャンル:アニメーション、ドラマ
配給:ユーロスペース、インターフィルム、ニューディアー

2024年初夏 ユーロスペース他全国順次公開
公式サイト

2022年アヌシー国際アニメーション映画祭審査員特別賞、2022年レザルク・ヨーロッパ映画祭作曲賞、2023年新潟国際アニメーション映画祭グランプリ

上映情報
3/23(土) 開演:16:00~