コンセント／同意

監督：ヴァネッサ・フィロ　★

1980年フランス生まれ。
監督、脚本家。家族や女性の在り方といった現代的なテーマを探求する、率直かつエモーショナルな作風で知られる。2018年、マリオン・コティヤール主演の初長編映画『マイ・エンジェル』は批評家から絶賛され、第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門を含む多数の映画祭に選出された。2023年10月に公開された最新作『コンセント／同意』は、ヴァネッサ・スプリンゴラによるベストセラー原作を映画化したもので、キム・イジュラン、ジャン=ポール・ルーヴ、レティシア・カスタらが出演。本作はフランスで公開されると若者を中心に大きな話題を呼び、60万人以上の観客を動員する大ヒットとなった。
性暴力を描いたこの映画は、被害者の声を解放し、社会全体の意識変革を促す戦いの一翼を担うものである。

脚本：ヴァネッサ・フィロ
脚本協力・原作：ヴァネッサ・スプリンゴラ（『同意』内山奈緒美：訳／中央公論新社刊）
脚本協力：フランソワ・フィロ
撮影：ギヨーム・シフマン

キャスト：キム・イジュラン　★

2000年フランス生まれ。
短編映画やドラマ「スカム・フランス」などで様々な役を演じ、キャリアをスタートさせた。その後、フランスの放送局アルテで放映されたロドルフ・ティソのテレビ映画『フレンチアルプスの少女　１５歳の欲望』に出演。同国の放送局TF1のドラマ「Plan B」では主役の一人を演じる。また、「ウォーキング・デッド: ダリル・ディクソン」で、初の英語での演技に挑戦した。映画初出演は、ヴァネッサ・スプリンゴラの同名小説をヴァネッサ・フィロが映画化した『コンセント／同意』。本作で2024年1月、セザール賞女性新人賞にノミネートされた。

キャスト：ジャン＝ポール・ルーヴ、レティシア・カスタ、エロディ・ブシェーズ

★は来日ゲスト(予定)