次で最後(63年秋)

8人の監督、俳優、アーティストたちが、"ホッパー"をテーマにそれぞれの作品を制作するプロジェクトの内の1作。このプロジェクトには、他にヴァレリー・ムレジャンやドミニク・ブランなどが参加している。

アメリカテキサス州のアーリントンにあるプライベートコレクションを訪れたマチュー・アマルリックが、エドワード・ホッパーの最後から2番目の作品、開かれた窓から田舎の風景が広がる「Sun in an empty room」(1963年制作)を映し出す。 フレデリック・ワイズマンによって演じられるホッパーの声と妻のジョセフィーヌの声が流れる中、アマルリックのカメラが絵の隅々を追い、そこに隠された謎を追って行く。


映画情報

邦題:次で最後(63年秋)
原題:Next to last (Automne 63)

監督:マチュー・アマルリック
ナレーション:フレデリック・ワイズマン、デヤ・ケント

2012年/フランス/5分36秒