第42回アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリ受賞
ほか、世界中の映画祭で絶賛の嵐!
1970年代激動のカンボジアを生き抜いた、ある家族の物語
『FUNAN フナン』は、ポル・ポト率いるクメール・ルージュに支配された1975年以降のカンボジアを舞台に、息子と離れ離れになってしまった母親チョウの激動の日々を描く。監督、脚本はNetflixとの提携も発表された名門アニメーションスクール、ゴブラン・レコール・デュ・リマージュ出身のドゥニ・ドー。フランス生まれでカンボジアにルーツを持ち、自身の母親の体験を基に、クメール・ルージュの支配とカンボジアの人々の抵抗を描いた。初の長編監督作品ながらアヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを受賞し、エミール賞では脚本賞とサウンドデザイン賞を受賞した。アートディレクターには『怪盗グルーの月泥棒3D』で主要アニメーターを務めたミッシェル・クルーザ。声の出演には、主人公のチョウを『アーティスト』のべレニス・ベジョ、チョウを支える夫のクンを『グッバイ・ゴダール!』のルイ・ガレルが演じる。作品のタイトルになっている‘フナン’とは1世紀から7世紀にかけて、現在のカンボジアやベトナム南部周辺で栄えた古代国家の名前、扶南(フナン)でもある。
映画情報
邦題:FUNAN フナン
原題:FUNAN
監督:ドゥニ・ドー
声の出演:べレニス・ベジョ/ルイ・ガレル
制作年:2018
制作国:フランス、ベルギー、ルクセンブルク、カンボジア
言語:フランス語
画角:スコープ2.39:1
時間:87分
配給 ファインフィルムズ
2020年12月25日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、シネ・リーブル池袋他にて公開
© Les Films d'Ici - Bac Cinéma - Lunanime - ithinkasia - WebSpider Productions - Epuar - Gaoshan - Amopix - Cinefeel 4 - Special Touch Studios - 2018