第一次大戦下、雪のクリスマス・イブ。フランスの前線各地で起こった出来事。歴史に置き去りにされた、史実にもとづく感動のストーリー。
1914年、第一次大戦下。フランス・スコットランド連合軍と、ドイツ軍が連日砲弾を鳴り響かせているフランス北部の村。クリスマスだけは家族のもとへ帰りたいと兵士の誰もが願っていたが、戦況はますます熾烈さを極めていた。やがて訪れたクリスマスの夜。ドイツ軍には10万本のクリスマス・ツリーが届けられ、スコットランド軍の塹壕からはバグパイプの音色が聞こえてくる。そして、奇跡は起こった――。これは、大戦下のクリスマス・イブに、互いに敵対する者たちが、クリスマス・キャロルの歌声をきっかけに、戦闘の最前線で歩み寄り、挨拶をし、フランスのシャンパンで乾杯したという信じられない本当の物語。
映画情報
邦題:戦場のアリア
原題:Joyeux Noel
監督:クリスチャン・カリオン
出演:ダイアン・クルーガー、ギョーム・カネ
2005年/117分/フランス・イギリス・ドイツ・ベルギー ・ルーマニア合作
配給:角川ヘラルド
2006年4月29日、シネスイッチ銀座、恵比寿ガーデンシネマにて公開