病におかされて初めて気づく。目に映るすべてのものの素晴らしさ。
病におかされて、自分の死について考えるようになった、あるパリジャンの物語。彼は、すれ違うすべての人々を、以前とは違った眼差しで見つめはじめる。死を意識すると、他人の生活、街中で営まれている生活が突如として意味を持ち始め、たとえ彼らの抱える問題が些細であっても、本人にとっては、世界で一番重要な事柄なのだということに気づくのである。
映画情報
邦題:PARIS パリ
原題:Paris
監督・脚本:セドリック・クラピッシュ
出演:ジュリエット・ビノシュ、ロマン・デュリス、ファブリス・ルキーニ
2007年/130分/フランス
配給:アルシネテラン
2008年12月20日公開
(C)CE QUI ME MEUT - STUDIO CANAL- STUDIO CANAL IMAGE – FRANCE2 CINEMA
ゲスト:セドリック・クラピッシュ(監督)、ブリューノ・レヴィ(製作)