
フランス映画において唯一無二なる存在、レオス・カラックスは、1980年の初短編作品『絞殺のブルーズ』で鮮烈な監督デビューを飾り、1984年の初長編作品『ボーイ・ミーツ・ガール』から2021年の初ミュージカル『アネット』まで、一作ごとに映画と出会い直し、創造の冒険を行い、6本の傑作を生み出してきました。
そのレオスが最新作『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』とともに戻ってきます。レオスによる映画史、レオスが思考し続ける世界のテーマ、レオスを魅了し、形成してきた監督へのオマージュ、そして俳優たち、家族への愛…。それら全てが凝縮された『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』が横浜フランス映画祭2025で日本プレミア上映されるのを記念してこれまでの6作品を一挙特集します。
会期中にはレオス・カラックス監督と黒沢清監督のトークショー(3/23(日)18時)、カラックス映画の全貌に迫る須藤健太郎氏によるレクチャー(3/29(土)14時半)も開催します。
主催:東京日仏学院
助成:CNC
協力:ユニフランス、ユーロスペース、アニエスベー
作品提供:ビターズエンド、フェスティバル・エイジェンシー
上映作品
・ボーイ・ミーツ・ガール Boy Meets Girl
1984年/フランス/104分/モノクロ/35㎜/ヴィスタ
・汚れた血 Mauvais Sang
1986年/フランス/119分/カラー/35㎜/ヴィスタ
・ポンヌフの恋人 Les Amants du Pont-Neuf
1991年/フランス/125分/カラー35㎜/ヴィスタ
・ポーラX Pola X
1999年/フランス・ドイツ・日本・スイス/カラー/134分/35㎜/ヴィスタ
・TOKYO! Tokyo !
2008年/フランス・日本・韓国/110分/カラー/35㎜/ヴィスタ
・ホーリー・モーターズ Holy Motors
2012年/フランス/115分/カラー/DCP/ヴィスタ
・アネット Annette
2020年/フランス・ドイツ・ベルギー・日本・メキシコ合作/2020年製作/140分/ヴィスタ/PG12
イベント概要
日程:2025年3月21日(金)〜30日(日)
詳細なスケジュールは、アンスティチュ・フランセ公式サイトよりご確認ください。
会場:東京日仏学院エスパス・イマージュ
料金:一律1,100円。チケットは2/27(木)正午より Peatixにて発売。