
犬の裁判
Dog on Trial
上映開始日時: 3月21日(金)17:00
上映時間: 83分
作品紹介
負け裁判ばかりで事務所から解雇寸前の弁護士アヴリルは、次の事件では必ず勝利を勝ち取ろうと決意する。そんなときある男から、かけがえのない伴侶で絶望的な状況にある犬コスモスの弁護を依頼される。アヴリルはどうしても見過ごせず、またも勝ち目のない犬を弁護するという不条理に飛び込んでしまう。犬の命がかかった裁判が、にぎやかにときにコミカルに展開する。人間と動物との関係に疑問を投げかける、実話に基づいた傑作法廷コメディ。
あらすじ
アヴリルは訴訟に負け続け、事務所から解雇寸前の弁護士。そこへ社会不適合者のダリウチが愛犬コスモスを連れてくる。3人に噛みついたので、法令上このままでは殺処分になるので助けてくれと言う。アヴリルはコスモスからも迫られ断り切れず敗色濃厚な裁判を引き受ける。アヴリルは犬が単なるモノではないことを裁判官に納得させ、中世以来となる犬の裁判が始まる。行動学者、哲学者、宗教家などを巻き込み、コスモスは女性差別者という非難を受ける。裁判は市民の関心を集め様々な団体が裁判所に押し寄せる。そして判決が言い渡されるが…。
監督プロフィール
1980年9月1日フランス、パリ生まれ。俳優、ダンサー、作家、演劇監督として才能を発揮している実力派。パリの演劇学校を経て、スイス・ローザンヌの舞台芸術高等教育学校にて学ぶ。2009年、“Complices(原題)”で長編映画デビュー。2012年、短編映画“Vilaine fille, mauvais garcon(原題)”に出演し、フランス国内の映画祭で多くの賞を受賞。2017年には、カンヌ国際映画祭のカメラ・ドール受賞作『若い女』で主人公を演じ、2018年のリュミエール賞有望女優賞を受賞した。その他の主な出演作に、ジュスティーヌ・トリエ監督作『ソルフェリーノの戦い』、クリストフ・オノレ監督作“Les Malheures de Sophie(原題)”、ギヨーム・セネズ監督作『パパは奮闘中!』などがある。『シンプルな情熱』では、主人公のエレーヌ役を好演。
キャスト紹介
- レティシア・ドッシュ
- フランソワ・ダミアン
- アンヌ・ドルヴィル
- ジャン・パスカル・ザディ
監督以外のスタッフ紹介
- デヴィッド・シュタンク(音楽)
- アレクシ・カヴィルシーヌ(撮影)
- イザベル・ドゥヴァンク(編集)
- スザナ・ペドロ(編集)
来日ゲスト(予定)
- レティシア・ドッシュ(監督・主演)
作品の映画祭出品歴・受賞歴
- 第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品
- 第77回カンヌ国際映画祭パルム・ドッグ賞受賞
映画情報
製作年 | 2024年 |
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製作国 | フランス/スイス |
言語 | フランス語 |
画角(Scope / Vista) | 1.78:1 |
尺(分) | 83分 |
ジャンル | 法廷コメディ |
(c)表記 | BANDE À PART – ATELIER DE PRODUCTION – FRANCE 2 CINÉMA – RTS RADIO TÉLÉVISION SUISSE – SRG SSR – 2024 |
公開表記 | 初夏公開 |
配給表記 | オンリー・ハーツ |
ワールドセールス会社 | mk2 FILMS |