Bâtiment 5(原題)

Bâtiment 5

3/21(木) 開演:17:00~
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パリ郊外(バンリュー)。ここに立ち並ぶ団地には労働者階級の移民家族たちが多く暮らしている。
再開発計画があるこのエリアの一画=Bâtiment 5では、老朽化が進んだ団地の取り壊し計画が進められている。
日頃から行政と住民との間には大きな溝があったが、ある事件をきっかけに両者の衝突は激化することになる。
治安改善のために強硬な手段をとる市長と理不尽に追い込まれる住民たち、両者間の均衡は崩れ去り、激しい抗争へと発展していく。

スタッフ&キャスト

監督:ラジ・リ ★

©Laurent Le Crabe・SRAB FILMS

パリ(セーヌ=サン=ドニ県、モンフェルメイユ)出身。1994年設立のアーティスト集団Kourtrajmé collectiveのメンバーとして映画キャリアを歩み始めた。役者として活動を開始後、監督業に移り、1997年には短編作品『Montfermeil Les Bosquets (原題)』を制作した。2004年には写真家JRとドキュメンタリー作品『28 Millimeters(原題) 』を共同監督した。
その後2005年にパリで起きた大規模暴動がきっかけとなり、ドキュメンタリー『 365 Days in Clichy-Monfermeil 』を作った。
2017年には短編作品『レ・ミゼラブル(原題:Les Misérables) 』を発表し、2018年セザール賞にノミネート、クレルモン=フェラン国際短編映画祭で賞を受賞した。さらに同年、共同監督作品「À Voix haute(原題)」もセザール賞にノミネートされた。
2019年には初の長編作品『レ・ミゼラブル(原題:Les Misérables) 』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門にて審査員賞受賞、セザール賞4冠(観客賞、最優秀作品賞、有望男優賞、編集賞)という快挙を成し遂げた。
2作目となる長編作品『Bâtiment 5(原題) 』で戻ってきたラジ・リ監督。本作は2023年トロント国際映画祭でプレミアされた。

脚本:ラジ・リ、ジョルダーノ・ゲデルリーニ
プロデューサー:トゥフィク・アヤディ ★、クリストフ・バラル ★

キャスト:アンタ・ディアウ、アレクシス・マネンティ、アリストート・ルインドゥラ、スティーヴ・ティアンチュー

★は来日ゲスト(予定)


映画情報

邦題:Bâtiment 5(原題)
原題:Bâtiment 5

製作年:2023年
製作国:フランス/ベルギー
言語:仏語・英語・亜語
画角:Scope
時間:105分
ジャンル:ドラマ
配給:STAR CHANNEL MOVIES

5/24(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国公開
※邦題は『バティモン5 望まれざる者』に決定!

上映情報
3/21(木) 開演:17:00~