愛する時

監督：カテル・キレヴェレ

1980年、コートジボワール生まれ。パリ第8大学で映画の修士号を取得。2005年、初の短編映画“A bras le Corps”がカンヌ国際映画祭監督週間に出品された。その後、3本の短編映画を監督し、2010年に『聖少女アンナ』で長編デビュー。この作品が再びカンヌ映画祭監督週間に選ばれ、同年のジャン・ヴィゴ賞を受賞する。2013年に監督した『スザンヌ』は、カンヌ国際映画祭 国際批評家週間のオープニング作品に選ばれ、興行的にも成功を収める。この作品はセザール賞5部門にもノミネートされ、カテルの名前は一気に国際的認知度を上げる。長編4作目となる本作は、2023年のカンヌ国際映画祭 カンヌ・プルミエール部門にて正式上映された。

脚本：カテル・キレヴェレ、ジル・トーラン
美術：エリエール・システルヌ
音楽：アミーヌ・ボハーファ

プロデューサー：ジュスタン・トーラン　★

キャスト：アナイス・ドゥムースティエ

1987年、フランス・リール生まれ。13歳の時に、ミヒャエル・ハネケ監督作『タイム・オブ・ザ・ウルフ』（03）に出演し、本格的に女優としての活動を始める。2010年、『美しき棘』でレア・セドゥーと共演し、ベルリン国際映画祭で期待の若手俳優に贈られるシューティング・スター賞を受賞。フランソワ・オゾン監督作『彼は秘密の女ともだち』（14）やパスカル・フェラン監督作『バードピープル』（14）で主演を務めた後、『アリスと市長』（19）でセザール賞の最優秀女優賞を受賞した。

キャスト：ヴァンサン・ラコスト　★

1993年、フランス・パリ生まれ。スクリーンデビューの"Les beaux gosses"で主演を務め、リュミエール賞有望若手男優賞を受賞、セザール賞では有望若手男優賞にノミネートされた。主な出演作品に『スカイラブ』(11)、『カミーユ、恋はふたたび』(12)、『EDEN／エデン』 (14)、『ソーリー・エンジェル』(18)、『アマンダと僕』(18)などがある。セザール賞のノミネーションに度々名を連ねる若手実力派俳優。

★は来日ゲスト(予定)