FUNAN フナン

FUNAN

12/12(土)16:35-
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第42回アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリ受賞
ほか、世界中の映画祭で絶賛の嵐!
1970年代激動のカンボジアを生き抜いた、ある家族の物語

『FUNAN フナン』は、ポル・ポト率いるクメール・ルージュに支配された1975年以降のカンボジアを舞台に、息子と離れ離れになってしまった母親チョウの激動の日々を描く。監督、脚本はNetflixとの提携も発表された名門アニメーションスクール、ゴブラン・レコール・デュ・リマージュ出身のドゥニ・ドー。フランス生まれでカンボジアにルーツを持ち、自身の母親の体験を基に、クメール・ルージュの支配とカンボジアの人々の抵抗を描いた。初の長編監督作品ながらアヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを受賞し、エミール賞では脚本賞とサウンドデザイン賞を受賞した。アートディレクターには『怪盗グルーの月泥棒3D』で主要アニメーターを務めたミッシェル・クルーザ。声の出演には、主人公のチョウを『アーティスト』のべレニス・ベジョ、チョウを支える夫のクンを『グッバイ・ゴダール!』のルイ・ガレルが演じる。作品のタイトルになっている‘フナン’とは1世紀から7世紀にかけて、現在のカンボジアやベトナム南部周辺で栄えた古代国家の名前、扶南(フナン)でもある。

スタッフ&キャスト

監督:ドゥニ・ドー

監督:ドゥニ・ドー1985年、フランス、パリ生れ。アニメーション作家を志し、世界有数のアニメーションスクールであるゴブラン・レコール・デュ・リマージュに入学。2009年3月、同校卒業。卒業制作は共同監督を務めた短編『Le ruban』。中国の文化大革命下のラブストーリーを描いた同作は、映画づくりへの情熱を高めるきっかけとなった。以降は第70回カンヌ国際映画祭で特別上映された『Zombillénium』のセットデザイナー、スイス発の大人気コミックの映画化作品『Titeuf: The Movie』、『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』、2020年のアヌシー国際アニメーション映画祭グランプリを受賞した『Calamity』(原題)のレイアウトアーティストをなど担当。本作『FUNAN フナン』はカンボジアのクメール・ルージュ統治下での自身の母親の体験が基になっており、初の長編監督作となる。

声の出演:ベレニス・ベジョ、ルイ・ガレル


映画情報

邦題:FUNAN フナン
原題:FUNAN

制作年:2018
制作国:フランス、ベルギー、ルクセンブルク、カンボジア
言語:フランス語
画角:スコープ2.39:1
時間:87分
配給 ファインフィルムズ

2020年12月25日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、シネ・リーブル池袋他にて公開
公式サイト

上映情報