ダ・ヴィンチは誰に微笑む

SALVATOR MUNDI, LA STUPÉFIANTE AFFAIRE DU DERNIER VINCI

11/14(日)13:30~
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ダ・ヴィンチ最後の『傑作』!? 誰が、どうやって、その絵を13万円から510億円に生まれ変わらせたのか!?
華やかなオークションの裏で、暗躍する者たちと蠢く陰謀──美術界に潜む闇と巨額の取引の実態を生々しく暴いていくミステリー小説を超えた欲望まみれのノンフィクションムービー!

すべてはニューヨークの美術商の“第六感”から始まった。ダ・ヴィンチには“消えた絵”があり、それには救世主が描かれているという説がある。名も無き競売会社のカタログに掲載された絵を見て、もしかしたらと閃いたNYの美術商が13万円で落札したのだ。彼らはロンドンのナショナル・ギャラリーに接触、専門家の鑑定を得たギャラリーは、ダ・ヴィンチの作品として展示する。お墨付きをもらったこの絵に、あらゆる魑魅魍魎が群がった!
その意外な身元を明かすコレクター、手数料を騙し取る仲介者、利用されたハリウッドスターL・ディカプリオ、巧妙なプレゼンでオークションを操作するマーケティングマン、国際政治での暗躍が噂されるある国の王子──。一方で、「ダ・ヴィンチの弟子による作品だ」と断言する権威も現れる。そして遂に、510億円の出所が明かされるが、それはルーブル美術館を巻き込んだ、新たな謎の始まりだった──。

スタッフ&キャスト

監督:アントワーヌ・ヴィトキーヌ

©︎2021 Zadig Productions

1977年フランス出身。ドキュメンタリー映画監督かつジャーナリスト。
2001年以降、大手フランス放送局製作の23本のドキュメンタリー作品の監督を務め、そのほとんどが世界各国のテレビ局で放送される。特に有名な作品に『Qaddafi, Our Best Enemy(英題)』(2012年に最も海外に輸出されたフランスのドキュメンタリーとして受賞)がある。
他にも、11カ国語に翻訳された『ヒトラー『わが闘争』がたどった数奇な運命』(永田千奈訳/河出書房新社刊)など、3冊の書籍も執筆している。

音楽:ジュリアン・ドゥギン
編集:イヴァン・ドゥムランドル
編集:タニア・ゴールデンバーグ
撮影監督:グザヴィエ・リバーマン

出演:ロバート・サイモン、ルーク・サイソン、マーティン・ケンプ、マシュー・ランドラス


映画情報

邦題:ダ・ヴィンチは誰に微笑む
原題:SALVATOR MUNDI, LA STUPÉFIANTE AFFAIRE DU DERNIER VINCI

制作年:2021
制作国:フランス
言語:フランス語、英語
画角:ヴィスタ
時間:100分
ジャンル:ミステリー・ノンフィクション
配給:ギャガ

11/26(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
公式サイト

<映画祭>
シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭(イギリス)
IFIドキュメンタリー映画祭(アイルランド)
COLCOAフランス映画祭(米国)

上映情報
11/14(日)13:30~