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エール!

La Famille Bélier

オープニング

フランスからまた一つ、笑って、泣ける、最高に愛おしい映画がやってくるー

作品情報

フランスの田舎町。農家を営むベリエ家は、高校生の長女ポーラ以外、父も母も弟も聴覚障害者。美しく陽気な母、口(手話)は悪いが熱血漢な父とおませな弟。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師トマソンはその才能を見出し、彼女にパリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。ポーラは悩んだ末に、夢をあきらめる決意をする。しかしその歌声が、耳の聴こえない家族に届く出来事が起こるー。主演のポーラに抜擢されたのは、フランスで人気の歌オーディション番組で注目を集めたルアンヌ・エメラ。その奇跡の歌声で観客を魅了し、本年度セザール賞最優秀新人女優賞を受賞。本国で4週連続No.1、12週連続TOP10入り、動員700万人超えの驚異の大ヒットを記録した感動作がついに日本上陸。

監督:エリック・ラルティゴ
出演:ルアンヌ・エメラ、カリン・ヴィアール、フランソワ・ダミアン、エリック・エルモスニーノ
2014年/フランス/105分/DCP/ビスタ/5.1ch
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム

2015年10月31日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

受賞歴
2015年 セザール賞 最優秀新人女優賞受賞(ルアンヌ・エメラ)
2015年 リュミエール賞 最優秀新人女優賞受賞(ルアンヌ・エメラ)
2015年 リュミエール賞 最優秀主演女優賞受賞(カリン・ヴィアール)

La Famille Bélier © 2014 – Jerico – Mars Films – France 2 Cinéma – Quarante 12 Films – Vendôme Production – Nexus Factory – Umedia

監督・キャスト
監督プロフィール
監督:エリック・ラルティゴ

Éric LARTIGAU
1964年、フランス生まれ。
数々のTVシリーズを手掛けた後、「Mais qui a tue Pamela Rose ?(原題)」(03)で映画監督デビュー。主な監督作には、ロマン・デュリス、カトリーヌ・ドヌーヴ共演の『ビッグ・ピクチャー 顔のない逃亡者』(10・未)、『アーティスト』(11)でオスカーに輝いたジャン・デュジャルダン主演『プレイヤー』(12)等がある。

出演者プロフィール
出演:ルアンヌ・エメラ

Louane EMERA
1996年、フランス生まれ。
世界的な人気を誇る歌のオーディション番組「The Voice」で、“瑞々しさに溢れた奇跡の歌声”と賞賛され歌手デビュー。翌年、本作の主演に抜擢されスクリーンデビューを果たし、セザール賞、リュミエール賞で最優秀新人女優賞を受賞。今年3月にはデビューアルバム「Chambre 12」を発表し、フランスで初登場第1位に輝いた。今フランスで最も注目を集める女優・歌手。

出演:カリン・ヴィアール

Karin VIARD
1966年、フランス生まれ。
1986年にデビュー後、60作以上に出演しているフランスを代表する女優。これまでに数々の映画賞を受賞し、本作でもリュミエール賞(最優秀主演女優賞)を受賞。主な出演作には『デリカテッセン』(91)、『PARIS(パリ)』(08)、『しあわせの雨傘』(10)等がある。

出演:フランソワ・ダミアン

François DAMIENS
1973年、ベルギー生まれ。
コメディアンとしてそのキャリアをスタートさせ、これまでに『TAXI(4)』(07)、『プチ・ニコラ』(09)、『ハートブレイカー』(10)、『タンゴ・リブレ 君を想う』(12)等の話題作に出演。本作でセザール賞最優秀主演男優賞にノミネートされた。

出演:エリック・エルモスニーノ

Éric ELMOSNINO
1964年、フランス生まれ。
舞台俳優としてデビューし、シェイクスピアの名作から現代劇まで幅広く出演し高い評価を得る。映画では、『夏時間の庭』(08)、『スカイラブ』(13)等に多数出演。セルジュ・ゲンスブールを演じた『ゲンスブールと女たち』(11)では、セザール賞最優秀主演男優賞に輝いた。

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ニュース

【レポート】6/26オープニングセレモニー&『エール!』

2015.06.28

AMG_09706月26日(金)、有楽町朝日ホールでフランス映画祭2015が開幕した。オープニングセレモニーには、団長を務める女優エマニュエル・ドゥヴォスさんをはじめ、フランスを代表する監督・俳優陣ら総勢12名の豪華なゲストが集結。続くオープニング作品『エール!』(14)の上映後には、エリック・ラルティゴ監督と主演女優ルアンヌ・エメラさんによるトークショーが行われた。

AMG_0945オープニングセレモニーでは、主催者であるユニフランス・フィルムズのイザベル・ジョルダーノ代表が「この4日間、独自性あふれるフランス映画の数々を楽しんでください」と挨拶。「フランス映画ファンの皆様にお土産があります」とユニフランス・フィルムズの発注により、フィリップ・ラブロ監督が撮影した、若き日のカトリーヌ・ドヌーヴら4人の新進女優が出演したPR映像(1964年制作)をサプライズ上映し、観客を喜ばせた。続いて、大歓声の中を12名のゲストが登壇。団長のドゥヴォスさんは「こんばんは。東京に来られて嬉しいです。東京を思い切り楽しみたいです」と日本語で挨拶。「フランスの監督・俳優陣が我こそは行きたいと名乗りを上げるのが、この東京の映画祭。私達や皆様にとって良い映画祭になることを願います」と、来日の喜びを語ると会場からは一層大きな拍手が沸いた。

AMG_1007オープニング上映「エール!」は、本国で4週連続No.1に輝き、700万人以上を動員し驚異的大ヒットを記録した作品。フランスの田舎町で農家を営むベリエ家は、高校生の長女ポーラ以外、父も母も弟も聴覚障害者だが、オープンで明るく仲の良い家族。歌手になりたいという夢をもったポーラが、家族との葛藤や絆を確認する中で成長していく感動作だ。上映後のトークショーには、観客の大きな拍手に迎えられてラルティゴ監督とエメラさんが登壇した。

AMG_1026全編にわたって手話を使っての演技が求められる主人公ポーラに抜擢されたエメラさんは、本作で女優デビュー。「フランスのオーディション番組で歌っていた私を見て、監督が声をかけてくれた。手話を覚えるために4か月間のレッスンを受け、簡単ではなかったが苦にはならなかった。手話よりも演技の方が難しかったが、監督に助けられました」と自身の挑戦を振り返った。

AMG_1068ラルティゴ監督はカメラワークについて「手話は、ある意味ダンスの振り付けのようで、視覚的に見ていてとても動きが多い。俳優の手話を見て、観客の聴覚障害者が理解できるように撮影しなければならなかったので、切り替えしで撮ることもできない。手話をしている人がフレームの中に収まるように常に気を付けていました」と本作ならではの工夫についても語った。

AMG_1060続いて、「この会場に聴覚障害の方はいらっしゃいますか」とラルティゴ監督が呼びかけ客席から数名の手が挙がると、エメラさんが「フランスの手話は理解できましたか」と逆質問。男性客が立ち上がり、「全て理解できました。素晴らしい映画で涙が出ました。ブラボーです」と手話で返答すると、エメラさんとラルティゴ監督も手話で応じるなど、手話という共通言語を使った交流に会場は温かい拍手に包まれた。

AMG_1104ラルティゴ監督は「フランスの聴覚障害者コミュニティの皆さんに、本作を日本で上映してもある程度の意味は日本人聴覚障害者も理解できるだろうと言われた。たとえば健常者である私たちが日本語を覚えようとすると15年くらいかかってしまうのに比べ、聴覚障害者は手話という言語があるために、外国へ行ってもすぐにコミュニケーションをとることができる。これは本当に素晴らしいことだと思います」と話した。日本での上映は未定だが、本作は通常バージョン以外に聴覚障害をお持ちの方用バージョンもある、と監督。台詞字幕はもちろん、状況を説明する字幕が色を変えて表示されるという。

エメラさんの生歌を聞きたいと観客同士で話す声もあったようだが、トークショーは時間切れとなりラルティゴ監督の「アリガトウ」の日本語での挨拶で締めくくられた。本作は、2015年10月31日より新宿バルト9他で全国ロードショー予定。ポーラの胸に響く歌声と、ベリエ家の心温まる絆を劇場で見届けて欲しい。

(取材・文:小嶋彩葉、撮影:白畑留美)

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開幕は驚異的ヒット作『エール!』。フランス映画史の至宝、ダニエル・ダリュー主演作も上映決定!

2015.04.29

23回目を迎えるフランス映画祭。本国で動員700万人超えの大ヒットを記録した、笑いと涙の家族賛歌、笑って、泣ける、最高に愛おしい映画『エール!』で今年の映画祭が開幕します!

そして、フランスの大手映画会社ゴーモンは2015年、設立120周年を迎えます。フランス映画史そのものと言っても過言ではない珠玉のラインナップから、特筆すべき美貌と存在感でスクリーンを彩りつづけるダニエル・ダリューの魅力があふれる『たそがれの女心』の上映も決定しました。デジタルリマスター版でその魅力がスクリーンに鮮やかに甦ります。どうぞお見逃しなく!

 

『エール!』 原題:La famille Bélier

lafamiilebelier監督:エリック・ラルティゴ

出演:ルアンヌ・エメラ、カリン・ヴィアール、フランソワ・ダミアン、エリック・エルモスニーノ

2014年/フランス/105分

配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム

フランスの田舎町。農家を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も聴覚障害者。陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は彼女の才能を信じることもできず大反対。ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが・・ ポーラの夢と家族への愛を乗せた奇跡の歌声が観客を魅了し、驚異の大ヒットを記録した感動作。

La Famille Bélier © 2014 – Jerico – Mars Films – France 2 Cinéma – Quarante 12 Films – Vendôme Production – Nexus Factory – Umedia

 

『たそがれの女心』 原題:Madame de…

madame+c監督:マックス・オフュルス

出演:ダリエル・ダリュー、シャルル・ボワイエ、ヴィットリオ・デ・シーカ

1953年/フランス/95分 ※デジタルリマスター上映

 華やかなりしベル・エポック期のパリ。ある将軍の妻が浪費の末につくった借金に困り、夫から贈られた耳飾りを、オペラ座でなくしたことにして売ってしまう。耳飾りは夫から愛人、そしてイタリアの男爵を経て、男爵と道ならぬ恋に落ちた将軍の妻の手に戻るが…。ダイヤの耳飾りをめぐり、運命の歯車にもてあそばれる上流階級の男女の人間模様を、流麗なカメラワークで描く名匠マックス・オフュルスによるメロドラマの傑作。戦前から21世紀に至るまで、その美貌と存在感でフランス映画史を彩る女優・ダニエル・ダリューの魅力を堪能できる作品。


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